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肩こりや腰痛など筋骨格系の痛みと言われるものの原因には主に身体的要因と心理社会的要因の二つがあると思います。 身体的要因とは仕事などで繰り返される身体への負荷のことで、回復が追い付かず許容量を超えいつの間にか身体が凝り固まります。 心理社会的要因とは制度や人間関係などに対する怒りの感情のことで、どうしようもない怒りから気をそらすために身体に痛みが起こります※。また、精神的ストレスは"脳の痛みを抑制する機能"に影響します。 どちらかだけではなく両方の要因が存在していると思いますが、割合は身体的要因が7~8割を占めていることが多いのではないかと思います(気候の影響もあり特に日本では。) 身体が凝り固まっているのであればほぐせば解決(完治)します。しかし、怒りの抑圧が主な原因ならそれに対処しなければ身体にアプローチしても回復は難しいかもしれません。 「毎日ほとんど仕事もできず、夜は床に寝ていたほど絶えず激痛に苦しんでいた」というような腰痛の症状もあるようです。急性腰痛(ギックリ腰)の痛みが慢性的にあるような印象です。これは重症例かもしれませんが、このような捉えどころのない訴えの場合は手技の適応ではない可能性があります。 このように筋骨格系の痛みの原因は少し複雑です。ですが大部分は手技で良くなる期待ができます。"手当て"という言葉がありますが直接触れることには多大なメリットがあり精神的ストレスの緩和にもなるでしょう。 肩こりや腰痛が辛くてどうにかしたいという方に指圧は有力な選択肢です。 ※興味があれば 『腰痛は<怒り>である』(長谷川淳史 著) をお読みください。 |