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国家試験の勉強


ここでは、あんまマッサージ指圧師、はり師、きゅう師の受験生の参考になるよう実際に試験を受けて感じたことやどのように勉強したかなど簡単にアウトプットしてみようと思う。


29回(学校の出席番号が29。願書の試験会場の番号も29。福ふくは2929。なんか2と9に縁があるようだ)あはき国家試験の私の正答率は以下の通り。


 あん摩マッサージ指圧師  91.8%
 はり師  88.2%
 きゅう師  88.2%


 まず、この結果は学校で何回もやった模試(過去問の寄せ集めみたいなやつ)と同じかむしろ良いぐらいである。なので本番もいつも通りの点数が出ると思っていいと思う。因みに今回のあん摩マッサージ指圧師の試験はけっこう簡単で、試験前半終了時点で「もろたな!」という声もあったぐらい。しかし、模試で6割に達していなかったりギリギリを攻め続けていた人はやっぱりそれぐらいの点数で残念な結果となってしまっている。だから普段から良い点を取れるようにしておくことが必要だろう。
 打って変わって二日目の鍼灸の方はかなり難しかった。開始一時間の知らせを受けた時点の進行度は3分の1ぐらい。いつも問題を解くのはゆっくりな方だったが2時間以上あるからとじっくり解いていたらそんな状態でかなり焦った。そこからは飛ばした(ペースを上げた)が少ししか見直しができずラスト5分で問題用紙に回答をチェックするので精一杯だった。全体的に経穴の場所を考えさせたり時間を取られる問題が多かったように思う。時間が足りなかったという声は多かった。
 あんまとはりきゅうの難易度の差よ...(+o+)



 国家試験を意識しだしたのは3年生になってからだったと思う。授業があるし定期試験があるし卒業試験もあるし勉強ばっかりしんどいし、がっつり国試対策できたのは直前の2週間ぐらい(授業が全部終わったから)。
 勉強は基本的に”教科書を読む”ということをした。どうやって勉強しているの?と聞かれこれを言うが共感されたことはない。確かに読むのに時間がかかるから効率が悪いようにも感じるが教科書は正しいし説明が分かり易いので知識が定着しやすいのではないかと思う。授業のプリントは飽くまで補足であるし国試は教科書を基に出題される。
 たぶん一番時間をかけたのは<解剖>。内容も多く細かいこと(出題される)まで載っている。神経・筋のあたりを結構見ていた。筋の起始停止・作用はすぐ記憶が曖昧になるのでその都度見直していた。
 試験直前2週間は計画を立て、過去問を解くことを基本に全教科勉強した。解剖と生理は毎日やったがそこまでしなくてもよかったかも知れない。この2つにちょっと時間をかけ過ぎている気はしていたが基本の科目に強いというのは何かと有利だし自信に繋がるはずだと思いながらやっていた。
 <病理>とか<臨床医学各論>などでも「解剖やん」と思うような問題もあるし<東洋医学臨床論>でも解剖や生理が絡んでくる問題は多い。今回の試験では全体的にそんなに深いことをきかれずに良かったなと感じたのは基本に時間をかけていたおかげかも知れない。


→各教科について







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