福ふく

学校のすすめ

　施術所を開設する前はリラクセーションをやっており、その時も体のことや病気のことは知りたくなるので一応勉強はしていました。しかし医学的知識があったのかと聞かれれば正直とても「はい」と言えるものではありませんでした。
　無資格の施術者は圧倒的に多く、セミナーに行った人、民間の資格を持っている人もいるでしょうが知識については大差ないと思います。リラクセーションは資格が無くてもできるんだからみんなそんなに勉強しない。医学の基礎から応用さらに関連分野まで深く幅広くやる人なんてまずいないでしょう。
　専門学校へ行くと勉強しないわけにはいきません。そこが一つ良い所だと思います。テストがあり合格点に達しないと進級できません。なので嫌でも勉強できます(笑)。それが３年続き、最後にはそれまでの時間と苦労とその後の生活が懸かった国家試験があります。学ぶ環境はできています。それに基礎的知識から複雑な項目まで体系的に学べるのでちゃんとした医学的知識が身に付きます。セミナーや独学ではこういうことは難しいでしょう。
　有資格者と無資格者の知識の差は比べ物にならないと思います。”大事な体を任せるんだから信頼できるところを選びましょう”とか”マッサージなどの手技療法は有資格者でなければ人体に危害が及ぶおそれがあるのでしてはいけない”などというのはここに根拠があるのでしょう。実際、適応と禁忌の知識も習います。知識があるとないでは信頼に大きく関わるのは間違いないでしょう。

　まあ、あんまマッサージ指圧は技術の世界で知識よりも技術が有力だと感じますが。。
　因みに、さする・おす・もむ・たたく・ゆする・なでるなどの行為は医師以外ではあん摩マッサージ指圧師でなければできません。そういう法律(業務独占というやつ)です。違反すれば５０万円以下の罰金です。

　技術の話が出たついでに学校の良くない点も挙げておこうと思います(すすめているのに(笑))。
　主に実技についてです。

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